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2013/01/12

読了「レイクサイド」 東野圭吾


レイクサイド (文春文庫)  


【本の概要】
東野圭吾の傑作ミステリー。
私立中学校を控えた子どもたちのため、4組の家族が湖畔の別荘で合宿。そこで起こった殺人事件。
当初、とても単純な動機から行われた殺人事件に思われたが、不自然な点がポツポツと目に見える。事件の真相に迫っていく主人公とそれを隠そうとする周りの大人たちとの状況を緻密に描いた東野圭吾らしい作品。


 アマゾンの内容紹介から一部引用。
妻は言った。「あたしが殺したのよ」―湖畔の別荘には、夫の愛人の死体が横たわっていた。四組の親子が参加する中学受験の勉強合宿で起きた事件。親たちは子供を守るため自らの手で犯行を隠蔽しようとする。が、事件の周囲には不自然な影が。真相はどこに?そして事件は思わぬ方向に動き出す。傑作ミステリー。
内容(「BOOK」データベースより)

【感想】

夜読むと眠れなくなる本。
最初に登場人物がドドっと出てきて、それぞれがそんなに特徴的な行動を取らないので、誰が誰だか混乱する。
しかしながら、1章を過ぎたら怒涛の展開。いい意味で裏切られ続ける。
読み終えた瞬間、親が子に対する愛情の複雑さと、読者として期待を裏切られた気持ちと、結末に対する気持ち悪さとが入り混じった感じ。
ハッピーエンドではないけれども、読み応えのある作品。

久々に図書館に行って本を読もうと思い手にとっただけの本だったが、大当たり。
さすが東野圭吾。


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